新年おめでとうございます。
昨年1月、能登半島地震が起こり、多くの方が被災されました、その後、能登地方は、豪雨被害にも見舞われました。最近は、異常気象と重なり大きな複合災害を経験します。日本赤十字社は、被災された皆様の救護・支援をミッションとして活動しています。能登地域の皆様の日常が早く戻り、今年は平穏な年となることを祈ります。
飯山赤十字病院は「赤十字社の人道と博愛精神にもとづいた患者中心の地域医療を実践する」が使命です。国の新コロナ対策が一段落した令和7年、近隣の医療・介護施設等と連携・機能分担しながら、皆様の日常生活をささえるため、1)二次救急医療2)急性期からリハビリ・回復期を経て自宅復帰支援のさらなる充実をはかる。そして、外来患者サービス向上と入院治療充実のため、紹介受診重点医療機関を目指しますので、皆様のご理解とご協力お願いいたします。
継続する働き方改革で労働時間規制がされ、就労人口減少による人員不足は深刻ですが、医療スタッフ確保と次世代育成の取り組みやタスクシフト、タスクシェア、DX導入など多くの対策を実行します。
昨年、当院は病院機能評価を受審し、一般病院2の認証を受けることができました。これは、当院診療体制が、1)患者中心の医療を行っている。2)安全で標準的な医療をおこなっている。3)それらの診療をささえる組織体制が整っている。など3つの視点での審査結果です。今後も業務改善につとめ、医療の質向上を継続し、5年毎の更新を目指します。
今年の干支は巳年です。「努力をかさね、物事を安定させていく」という意味をもつとされます。力強さや、新たな始まり、成功の兆しなどを意味するようです。
職員一同病院ミッション遂行につとめますので、地域の皆様には、旧年にもまして一ご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。