沿革

飯山赤十字病院は、長野県最北端の岳北地方の地域医療を確保するため、当時の飯山町外9ヶ村による病院組合が、旧水内社製糸工場跡を病院の敷地・施設等として無償で日本赤十字社長野県支部に提供し、昭和28年12月10日に開設されました。

当時の診療科は、内科・外科・産婦人科の3科で病床数は一般52床、伝染25床でした。その後、診療科の増設、施設設備の拡充・整備を図ってまいりましたが、建物の老朽化・狭隘化がすすみ、十分な医療サービスを提供することが困難になってまいりました。
これを解消し、そして更なる地域医療確保のため、新病院を建設することとなり、平成7年に旧飯山南高校跡地に新病院が完成し、同年9月16日に開院しました。病床数は一般60床を増床し300床となりました。

また、平成15年3月に増改築工事を実施し、リハビリ室の拡充や通所リハビリ(ふきのとう)の開設等を行いました。平成26年6月から4階東病棟(急性期)を地域包括ケア病棟に、平成27年7月には4階西病棟(一般)を療養病棟に、さらに平成29年7月には3階東病棟(急性期)を地域包括ケア病棟に転換しました。

その主な経過は次のとおりです。

昭和-

年 / 月 / 概要
28年 12月 日本赤十字社長野県支部飯山赤十字病院開設 病床数77床(一般52床、伝染25床)
30年 8月 結核病棟新築30床増床(一般52床・結核30床・伝染25床)
31年 10月 耳鼻咽喉科開設
40年 3月 一般病棟増築50床(一般102床・結核30床・伝染25床)
40年 5月 整形外科、理学診療科開設
41年 3月 伝染病棟新築5床増床(一般102床・結核30床・伝染30床)
47年 6月 脳神経外科開設
48年 5月 救急告示病院に認定 脳神経外科病棟新築20床増床(一般122床・結核30床・伝染30床)
48年 10月 皮膚科開設
56年 3月 一般病棟新築50床増床(一般172床・結核30床・伝染30床)
57年 4月 小児科開設
58年 4月 眼科開設 結核病床30床のうち15床を一般病床に変更(一般187床・結核15床・伝染30床)
59年 4月 結核病棟廃止
59年 5月 結核病床15床を一般病床に変更(一般202床・伝染30床)
61年 7月 人工透析開始
61年 9月 一般病棟改築22床増床(一般224床・伝染30床)
63年 4月 泌尿器科開設

平成-

年 / 月 / 概要
元年 4月 精神科開設
4年 1月 一般病床16床増床(一般240床・伝染30床)
4年 3月 伝染病床30床を北信地域広域行政事務組合に移管(一般240床)
4年 4月 へき地中核病院に指定
5年 4月 形成外科開設
7年 9月 現在地に全面新築移転一般病床60床増床(300床)
11年 7月 作業療法開始
11年 9月 介護保険指定居宅介護支援事業者に指定
11年 11月 介護保険指定居宅サービス事業者に指定
12年 11月 訪問看護ステーション開設
13年 4月 呼吸器科開設
14年 10月 褥瘡対策整備、医療安全管理体制実施
15年 3月 総合リハビリテーションA 施設、言語聴覚療法2
15年 5月 通所リハビリテーション「ふきのとう」開設
15年 6月 回復期リハビリテーション病棟開設 麻酔科開設
15年 7月 ICU(4床)開設
15年 11月 開院50周年式典を挙行
15年 12月 救護員住宅新築
16年 8月 亜急性期入院医療管理料届出
17年 8月 病院機能評価認定(一般・ver4.0)
18年 7月 消化器科・心療内科開設
19年 4月 介護保険指定居宅介護支援事業者の廃止 4階西病棟閉鎖(稼働、一般240床)
19年 7月 院外処方開始
19年 8月 週休2日制開始
20年 9月 回復期リハビリテーション病棟入院料1届出 外来化学療法加算1届出 糖尿病合併症管理料届出
21年 3月 医師事務作業補助体制加算100:1届出 通所リハビリテーション「ふきのとう」土曜・祝日稼働開始
21年 4月 DPC(診断群別定額払い方式)届出
21年 6月 看護配置7:1の施設基準届出
22年 10月 病院機能評価更新認定(一般・Ver6.0)
23年 4月 脳血管疾患等リハビリテーション料2届出
23年 9月 日本栄養療法推進協議会NST稼働施設認定
24年 4月 外来リハビリテーション診療料届出
25年 1月 脳血管疾患等リハビリテーション料1届出
25年 7月 急性期看護補助体制加算50:1届出
26年 6月 地域包括ケア病棟開設(4階東病棟)
27年 6月 療養病棟(44床)を開設
29年 4月 開設者を日本赤十字社長に変更
29年 7月 地域包括ケア病棟開設(3階東病棟)
30年 6月 救急科開設

令和-

年 / 月 / 概要
2年 12月 一般病床4床増床(一般244床・療養44床) ※新型コロナウイルス感染症の感染拡大による特例
3年 5月 新型コロナウイルス感染症対応のため、地域包括ケア病棟(3階東病棟60床)を休床
6年 10月 一般病床4床廃止(コロナ特例病床の廃止) (一般240床・療養44床)
6年 10月 病院機能評価 3rdG:Ver.3.0(一般病院2)認定